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すべては、この日のための序曲だった…。
髪を切ったのも、
新しい服を買ったのも、
マスカラをつけたのも(1年ぶりぐらい)。
この日撮った写真が、これから先の数年間、
ずっと私の身分を保障するのである。
失敗は許されない。
要するに、運転免許の書き換えである。
こうして完全武装した私は、近所の運転免許センターに出陣した。
(1)証紙を買って (2)申請書を提出して (3)視力検査をして
(4)写真を撮って (5)講習を受けて (6)新しい免許を受け取る。
私としては、(3)(4)が山場である。
私は両眼0.04という超近視であるため、コンタクトレンズ装備で
敢然と測定器に立ち向かった。
「そのボタン、押さなくていいよ」
と、おじさんが言った。
測定器脇の緑のボタンに、私は無意識のうちに指をかけていた。
プレステのコントローラーの○ボタンを押す要領で。
(ゲーマーの性)
ガンダムのパイロットにでもなったような意気込みだった。
恐らく、緑のボタンで、ミサイルでも発射するつもりだった。
とりあえず、ステージクリアして、(4)のコックピットへ向かった。
その後の(5)講習が、意外な伏兵であった。
講師のおじさんが、強力な催眠能力者だった。
何度も気を失いかけた(何度か一瞬は気を失った)が、
テキストにおじゃる丸の似顔絵を描いて(けっこう上手い)やり過ごした。
そして、(6)、考えてみれば、これが真のクライマックスだった。
あそこまで気合を入れた写真撮影の結果は…!!
んーーー……これは……
女囚?
塀の中の懲りない面々?
例えて言うならば、
火曜サスペンス劇場で、冤罪のヒロインが投獄された先の
女牢名主?(キャスト:江波杏子)
が、カメラがとても正直であることを、否定することはできない。
確実にポイントをついていた。
本物よりも本物に似ていた。
そして、この日、
こいつ……殴ってもいいですか?
と、3回ぐらい思った。
うちの運転免許センターだけであろうか。
人気blogランキングへでも、ど~して真剣な顔になってしまうのでしょ。。。
まだ、カラーだからいいようなものです。。。
モノクロだったら、間違いなく
亀吉姐さんが江波杏子ならば、
私は、梶芽衣子で。。ふるっコケッ! ミ(ノ;_ _)ノ =3
免許の写真は笑った顔はNG、みたいな話を聞いたことがあります。
ただ、私はキツめの顔なので、そっと微妙に口角を上げて
写るようにしていますが・・・
そしたら、何だか薄笑いを浮かべているようにも見えて(汗)
犯罪者の分際でふてぶてしい! という写りっぷりであります。
以下、しおどんさんのコメントに続く~~
…野際陽子…あたりでどうでしょう(爆)。
でも実際は市原悦子あたりの方が親近感感じる気がする…。
免許証の写真って、わりとみんな「人相が悪い」と嘆いている気がします。
未だに経験のないワタシですが、いつかそんな写真を撮る時がきたら、と想像すると…
今から恐怖を感じます(笑)。
あと40年若ければ、キャッツアイを演じることも
夢ではありません(笑)。
市原悦子が混じってしまうと、途端に「家政婦は見た!」
になってしまいますが。
「あらやだ!死んでる」
そしてやっぱり、梶芽衣子と江波杏子は犯人役だったり
するのでしょう。
免許の写真については、もこさんコメントに続きます~~(^▽^)ノ