好きなゲームは①アクション②パズル③恋愛シミュレーション。このブログでは③が大事。
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前回の続き。
アブデル・ラーマン・エル=バシャ
レバノン人のピアニスト、って字面からして珍しい感じ。
ベートーベンのソナタ『悲愴』と『テンペスト』
リサイタルを開くピアニストは、十中八九少なくともどちらか一方は入れてくると言っても過言ではない。何でかね。
ゆえに、どうしても他の演奏者と比べてしまう。例えば、先週の超男前のオーエンも『悲愴』は入れてきてた。
タイトル通り重厚で華々しい楽曲だが、非常に抑制の利いた演奏スタイル。ちょっと耳慣れない『悲愴』で、だからか、物足りない気もしたり。正直、この2曲は、ちょっと退屈かな~と思ってしまった。
どーでもいいことだが、『悲愴』は、私個人にとっても思い出深い曲だ。
中1の時の発表会で弾いたのがこの曲だった。
我輩、ふだんのデカい態度とは裏腹に、まったくもってチキンの上がり症で、どうにも本番に弱いのだが、珍しくこの曲を弾いた時の発表会は会心の出来といってもよく、私自身よりもピアノの先生がものすごく喜んだことが、ひどく印象に残っている。
ご褒美に清水和音のピアノリサイタルに連れて行ってもらったりして、あれが生まれて初めてのコンサートだった。
今書きながら、今更思ったのだが、当時清水和音のコンサートがいくらしたか知らないけれども、私(の親)が先生に払っていた月謝からすると、私って、先生に目を掛けられていたよなぁ~~。
にもかかわらず、さっぱりモノにならなくて、ほんとすいません。
閑話休題。
後半のプログラムはショパン。エル=バシャの本領はこちらだったと思う。
バラード1番と2番、特に2番。ブラッボー。
そして、なんて上品かつ優美にして流麗な『英雄ポロネーズ』。
やっぱりちょっと聴き慣れない。
だが、演奏者も後になるほど乗ってきていたので、これはこれでありなのかな~とこの頃には思えてきたり。
バラードの方が合ってるとは思うけど。
ピアノソナタの『葬送』も素晴らしかった。フィナーレを飾るにふさわしい。会場大盛り上がり。ブラボーの嵐。
アンコールで弾いてくれた曲もかわいくて、ここでさえブラボーが上がっていて、
これが3000円で聴けるなんて、心底お得だ。
なんていうか、すべてのアラブの人に対して失礼であることは百も承知であるが、
あんなアラビアンな容貌で、あんなに品があるなんて。
・・・・・・ほんとにすいません、アラブの方々。
アラブ人が下品と思っているわけではもちろんなくて、
ただ、なんとなく、すごく押し出しが強いイメージがあるじゃないですか。
アラファト議長とか(笑)。
まさか、あれほど謙虚な演奏を聴かせてもらえるとは、思っていなかったのです。
・・・・・・・あっ。
おまえは黙って乙女ゲーのレビューだけしとけ、って言われてたのに。
(言われていません。)
この次、します、この前の続きを。
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アブデル・ラーマン・エル=バシャ
レバノン人のピアニスト、って字面からして珍しい感じ。
ベートーベンのソナタ『悲愴』と『テンペスト』
リサイタルを開くピアニストは、十中八九少なくともどちらか一方は入れてくると言っても過言ではない。何でかね。
ゆえに、どうしても他の演奏者と比べてしまう。例えば、先週の超男前のオーエンも『悲愴』は入れてきてた。
タイトル通り重厚で華々しい楽曲だが、非常に抑制の利いた演奏スタイル。ちょっと耳慣れない『悲愴』で、だからか、物足りない気もしたり。正直、この2曲は、ちょっと退屈かな~と思ってしまった。
どーでもいいことだが、『悲愴』は、私個人にとっても思い出深い曲だ。
中1の時の発表会で弾いたのがこの曲だった。
我輩、ふだんのデカい態度とは裏腹に、まったくもってチキンの上がり症で、どうにも本番に弱いのだが、珍しくこの曲を弾いた時の発表会は会心の出来といってもよく、私自身よりもピアノの先生がものすごく喜んだことが、ひどく印象に残っている。
ご褒美に清水和音のピアノリサイタルに連れて行ってもらったりして、あれが生まれて初めてのコンサートだった。
今書きながら、今更思ったのだが、当時清水和音のコンサートがいくらしたか知らないけれども、私(の親)が先生に払っていた月謝からすると、私って、先生に目を掛けられていたよなぁ~~。
にもかかわらず、さっぱりモノにならなくて、ほんとすいません。
閑話休題。
後半のプログラムはショパン。エル=バシャの本領はこちらだったと思う。
バラード1番と2番、特に2番。ブラッボー。
そして、なんて上品かつ優美にして流麗な『英雄ポロネーズ』。
やっぱりちょっと聴き慣れない。
だが、演奏者も後になるほど乗ってきていたので、これはこれでありなのかな~とこの頃には思えてきたり。
バラードの方が合ってるとは思うけど。
ピアノソナタの『葬送』も素晴らしかった。フィナーレを飾るにふさわしい。会場大盛り上がり。ブラボーの嵐。
アンコールで弾いてくれた曲もかわいくて、ここでさえブラボーが上がっていて、
これが3000円で聴けるなんて、心底お得だ。
なんていうか、すべてのアラブの人に対して失礼であることは百も承知であるが、
あんなアラビアンな容貌で、あんなに品があるなんて。
・・・・・・ほんとにすいません、アラブの方々。
アラブ人が下品と思っているわけではもちろんなくて、
ただ、なんとなく、すごく押し出しが強いイメージがあるじゃないですか。
アラファト議長とか(笑)。
まさか、あれほど謙虚な演奏を聴かせてもらえるとは、思っていなかったのです。
・・・・・・・あっ。
おまえは黙って乙女ゲーのレビューだけしとけ、って言われてたのに。
(言われていません。)
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