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ときめきメモリアル。
TVゲーム史上に燦然と名を轟かす、名シリーズ。
3年間、勉強やスポーツやクラブ活動に励むと、
卒業式の日、意中の人と、伝説の樹の下や伝説の教会や
伝説のラーメン屋で、永遠の愛を誓うことができる。
何という感動的なストーリーだろう。
が。
あえて苦言を呈すると。
期末テストは学年トップ、
テニス部ではインターハイで全国を制し、
日曜日には思い出のデートを重ねた。
道行く同級生は、私の顔を見ると、頬を赤らめる。
それならば。
卒業式の日、例えば伝説の坂で皆、
行列を作って私を待っていてもいいんじゃね?
「付き合ってください!」
「第一印象から決めてました!!」
など、皆、思い思いの告白をしながら、
握手を求めてきてもいいんじゃね?
しかし、いかんせん現実は厳しい。
伝説の灯台で待っているのは、いつもたった一人の人だ。
何とかならんものか。
要するに、全員分のエンディングを見るために、何回も同じゲームを
プレイするのがかったりぃ、という話だ。
そこで、だが、
『ネクストキング~恋の千年王国』 という、PS用の変なゲームがある。
タイトル通り、ある王国の次代の王を決めるために
4人の王子が競い合うのだが、
最終的に何が決め手かというと、12人の美女による
選挙の得票数である。
投票といっても、紙に書くわけではなく、完全なる、ねるとん方式。
(この表現、若者に通じるのか、甚だ疑問である)
王子にしてみれば、12人全員とウマいことやっていれば(笑)、
12人全員が自分の前で行列待ちをしてくれるわけだ。
しかし、この12人の女たち、揃いも揃ってワケありのクセモノで…
と、このような物語が、すごろくで展開される。
恋も王位も運任せ。
面白かった、というか、すごく不思議なゲームで、
とっくの昔に手元にないのだが、未だにたまに、
またちょっとやってみたいな、あれ…
と、思ってしまう。
印象的ではあったな。
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