好きなゲームは①アクション②パズル③恋愛シミュレーション。このブログでは③が大事。
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前回も述べたように、子供の頃に当たり前のこととして受け入れていた事実が、実はそうでもないことに、大きくなってから気づく、ということは、ままある。
伝言ゲーム
という遊びがある。
また、メールもネットも普及していなかった昭和の昔、緊急連絡網が、実生活上しばしば重要な役割を果たしていた。
しかし、重要な役割を果たしていた割に、ある意味伝言ゲームなので、ちょっと危険だったと思うわけだ。
特に子供の間では。
小学校のときの夏休みのある日、緊急連絡網の前の順番の青木君から、電話がかかってきた。
用件は、登校日の持ち物についてだった。
登校日には、学校で栽培しているひまわりだかとうもろこしだかの世話をするので、アレを用意しなければならない、というのだ。
「ホラ、あるやろ。あの、鋤みたいな、鍬みたいな」
正解:スコップ
スコップという言葉をど忘れした青木君は、そうやって、一所懸命私に伝言の内容を伝えようとした。
一方、私は、
「うん」
と答え、次の人に電話をかけた。
「あのな、明日の登校日な、鍬持っていかなあかんのやって」
こうして、私の後から、明日の登校日の所持品が、スコップから鍬に変わったのだった。
さらに悪いことに、生徒の家の何分の一かは兼業農家であるというど田舎のこと、鍬といわれたら、本当に鍬を用意できてしまう土地柄だった。
かくして次の日、鍬をかかえた小学生が、学校にわらわらと現れることとなった。
ちなみに私は
サラリーマン家庭の子で、鍬を用意できなかったので、ちゃっかり代用品としてスコップを持っていっていた。
で、肝心のひまわりだかとうもろこしだかの世話がどうなったかというと
うん、まあ
大は小を兼ねると言いますからね。
当時は何の疑問も持っていなかったが、今になって考えると、あれ、なかなか起こらない現象だよなあ
と、思うわけだ。
ところで、
緊急連絡網の、私の後の順番の三好君など、最初にこの順番が決まったとき、
「うち、電話ないで。有線やったらあるけど」
などと言い出して、これはさすがに、当時の私もびびった。
そんな三好君に、一体どうやって連絡を取ったのだろうか。
鍬の事件のインパクトがデカすぎて覚えていないのが、何となく残念だ。
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伝言ゲーム
という遊びがある。
また、メールもネットも普及していなかった昭和の昔、緊急連絡網が、実生活上しばしば重要な役割を果たしていた。
しかし、重要な役割を果たしていた割に、ある意味伝言ゲームなので、ちょっと危険だったと思うわけだ。
特に子供の間では。
小学校のときの夏休みのある日、緊急連絡網の前の順番の青木君から、電話がかかってきた。
用件は、登校日の持ち物についてだった。
登校日には、学校で栽培しているひまわりだかとうもろこしだかの世話をするので、アレを用意しなければならない、というのだ。
「ホラ、あるやろ。あの、鋤みたいな、鍬みたいな」
正解:スコップ
スコップという言葉をど忘れした青木君は、そうやって、一所懸命私に伝言の内容を伝えようとした。
一方、私は、
「うん」
と答え、次の人に電話をかけた。
「あのな、明日の登校日な、鍬持っていかなあかんのやって」
こうして、私の後から、明日の登校日の所持品が、スコップから鍬に変わったのだった。
さらに悪いことに、生徒の家の何分の一かは兼業農家であるというど田舎のこと、鍬といわれたら、本当に鍬を用意できてしまう土地柄だった。
かくして次の日、鍬をかかえた小学生が、学校にわらわらと現れることとなった。
ちなみに私は
サラリーマン家庭の子で、鍬を用意できなかったので、ちゃっかり代用品としてスコップを持っていっていた。
で、肝心のひまわりだかとうもろこしだかの世話がどうなったかというと
うん、まあ
大は小を兼ねると言いますからね。
当時は何の疑問も持っていなかったが、今になって考えると、あれ、なかなか起こらない現象だよなあ
と、思うわけだ。
ところで、
緊急連絡網の、私の後の順番の三好君など、最初にこの順番が決まったとき、
「うち、電話ないで。有線やったらあるけど」
などと言い出して、これはさすがに、当時の私もびびった。
そんな三好君に、一体どうやって連絡を取ったのだろうか。
鍬の事件のインパクトがデカすぎて覚えていないのが、何となく残念だ。
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