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好きなゲームは①アクション②パズル③恋愛シミュレーション。このブログでは③が大事。
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1日遅れになってしまったが

あれはダイワスカーレットだろ・・・

興奮醒めやらぬ2008年秋の天皇賞である。
10分以上に及ぶ写真判定の末、鼻差どころか2cm差でついた決着。
確かに、もはや人間の肉眼では判別不可能な僅差ではある。ダイワスカーレットのしぶとい見事な二の足が鮮やか過ぎて、冷静な判断ができなくなっているのかもしれないが、私にとっては、秋の天皇賞馬はダイワスカーレットであった。

ダイワスカーレットの鼻が、あと2cm長ければ・・・
鼻毛が出ているのでも、勝っていたところだったかもしれない。

とはいえ、ウォッカもすばらしい。
勝敗にかかわらず、競馬史に残る名勝負であったし、
ダービーを獲ってしかも天皇賞とは、並の男ではない。

女だが。

記録の観点から言うと、牝馬が天皇賞でワンツーを決めたのは、半世紀ぶりの快挙らしいが、牝馬がどうのこうのというレベルのレースではなかった。
強い牡馬がいなかったわけではない。彼女らは、間違いなく、史上最強馬の一員である。
レコードタイムを叩き出した、最後の直線の凄まじい叩き合いに、思わず叫び声を上げた。
時計を見て、外出先から天皇賞のために帰宅した甲斐があった。
いや、東京まで直に見に行くべきだった。
(直で見たら、恐らく失禁していたので、行かなくてよかった。)

他の馬にとってみれば、悪い巡り合わせだったとしか言いようがない。
あいにく彼女たちのせいで、オブジェにしか見えなかったが、
ダイワスカーレットどころか、3着のディープスカイ(そして恐らく4着のカンパニーですら)も、例年なら天皇賞を獲っていたところだ。

天皇賞つながりだったのか、その晩のタモリの番組でテンポイントの特集をやっていたが、辛過ぎて見ていられなかった。
アンハッピーエンドが分かりきったドラマを見ているようだったが、あれはノンフィクションで、しかも実際の映像なのだ。
あり得ない方向に曲がった肢をぶら下げて歩く流星の貴公子の姿が悲痛すぎる。

他に、レース中の骨折で死んだ馬といえば、個人的に印象に残っているのは、ワンダーパヒュームである。
あのときは確か、テレビに映っている時間中に銃殺された、桜花賞まで獲った馬が。

馬が好きで好きでたまらず、(賭けることが法律に反する年齢から)走る馬に金を賭けるのも好きであることを否定はしないが、「このような競技は人道的に許されない!」として、法律で禁止されても、私は文句は言わないな。
だって本当に苛酷だもの。

どうも、馬が絡むと、いつものフザけた物の言い方ができず、字数の割に調子が出ない。

が、どうしてもメモリアルに残したくて、一所懸命文を頭の中で考えていたら、一昼夜たってしまったという次第である。
結局、うまくまとめられないままの見切り発車となってしまったが。

ともあれ、おめでとう、ウォッカ、そして、すばらしかった、ダイワスカーレット。
いずれはともに、種牡馬として、サンデーサイレンス並にその優れた遺伝子を残しまくってほしいと思う。

牝馬だが。

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亀吉姐さん
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自己紹介:
好きな騎手は安藤勝己。
好きな棋士は谷川浩司。

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