アルバムがアルバムになる

最近、コンポを買って以来、少しずつしていることが、昔カセットテープやＭＤにダビングしたものをＵＳＢに落とす、という作業である。

カセットテープなど、随分始末したものもあるのだが、それでも数十本は残っている。中に入っている曲が、そのまま昔のアルバムのようなもので、なかなか捨て去りがたい。

編集の作業の中で、必然的にそのアルバムを開けて見ることになる。
今聴いても感動できる曲もある中で、当時何を考えてこんなものをダビングしたのか分からんものも出てきたりして、そのびっくり箱加減が、割と楽しい。

ラベルも何もないテープがあって、はて？　と思って再生してみたら、恐怖の思い出のカセットテープだったりして、

まったく、びっくり箱だよ・・・・・・
というか、よく残っていたな。
どさくさに紛れてとしか、言いようがない。

あと、ＮＨＫの『アニメ三銃士』のテーマソングを録ったものが残っていて、のりピーの歌うピュアソングが妙に感慨深い。

『アニメ三銃士』は、当時、かなり熱中していたアニメだ。
三銃士の一人アラミスが女性、という設定だったり、ヒロインのコンスタンスとダルタニアンがハッピーエンドの純愛カップルとして描かれていたりして、万人受けといえばそれまでだが、それゆえに安心して楽しめる。
その後、全１１巻３部作の長大な原作（←意外に知られていない事実）はもちろん、『アンジェリク』、ひいては『アンジェリーク』（笑）にハマるきっかけとなった、記念すべき作品かもしれない。

なので、非常に思い入れがある。
最近、ＮＨＫで、三谷幸喜脚本の人形劇『新三銃士』が放映されはじめたが、『三銃士』の脚本なら、私も書いてみたい、ダルタニアンとミレディのＨシーンの入った、濃厚なやつを（笑。でも、原作でも本当にやってるやってる）。

ともかく、昔のことも、たまになら、思い出すのは楽しい。時として、思い出すのも一苦労であるが。

テレビをつけるとグラチャングラチャン、バレーボールのせいで、『天才！志村どうぶつ園』を見ることもままならない今日この頃だが、昨日、とあるイラン選手のカッパ状の禿頭を見て、久しぶりで彼のことを思い出した。
思い出したはいいが、名前がすぐに出てこない。
何つったっけ、ほら、昔、鹿島アントラーズにいた、外国人助っ人の、

エルニーニョじゃなくて、えーと、えーと、ほら、

カッパドキア！

違う！髪型から連想してんじゃないよ。だいたい、カッパドキアはトルコだし、っていうか、そういう問題じゃないし、

とは思うのだが、一度カッパドキアを連想してしまうと、カッパドキアが邪魔をして、他に何も出てこなくなってしまう。

えーとえーとえーと

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アルシンドでした。

インターネットって便利。

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