メイちゃんの迷える子執事

先日のテニス、実は、ちょっとしたアクシデントがあった。

試合中に相手の打球が私の耳にヒットしたのだ（結構モロ）。
球が真正面に来ると、とっさに、受けるのか避けるのか、どちらにしても左なのか右なのか、という判断に迷う。
私の場合、「バックで受ける」という判断をしたのだが、近すぎてラケットが届かなかった模様だ。
避ければよかったのだな・・・でも、避けると点取られちゃうし・・・でも、結局、球が当たった上に点も取られたので、最悪だったと言える。
最終的に試合には勝ったが、とりあえず、あの瞬間は、この世のものとも思えない声が出た。
それはもう、１８禁ゲーの喘ぎ声どころではない。
車の片輪で踏み潰されたカエルのような声であった。

が、後から考えると、あれは別に大したことはなかった。
なぜなら、同日、大手を振って自宅の廊下を歩いていたら、思い切り洗面所のドアノブに手をぶつけてしまった（何でそんなに馬鹿なのかね）のだが、そのときは声が出なかったからだ。

諸君。

真に驚愕し激痛が走ったときは、声など出ないものであるよ。

テニスボールが当たった耳が、おサルのように真っ赤だったのは、そのときだけだった。
洗面所のドアノブにぶつけた手のアザと傷跡は、未だにくっきり残っている。

私って

手加減知らず。

１８禁といえば、

前回、いろいろと女子向けの１８禁ゲーを紹介したが、私自身、プレイしてもいなければ、ストーリーもよく知らないので、それはいささか無責任かと思い（←？）、ちょっとだけ調べてみた。

そうしたら、

『バトラーズ～召しませお嬢様～』、

どこにでもいるごく普通の小娘が、実は財界の超大物の跡取り娘だと判明し

までは、『メイちゃんの執事』と同じだった。

たぶん『メイちゃんの執事』も、そのうち、執事（水嶋ヒロ）が、

この白い手袋は、私の理性の最後の砦です。
これは、お嬢様・・・あなたのせいなのです・・・

とか言いながら、手袋を外す。

口で。

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