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世の中には
洗車をすると雨が降る
という法則があるような気がする。
日照りが続いたら、雨乞いするよりも
洗車した方がいい
と、思う。
それはさておき。
昨日の日記で、1回分2,940円のデトックス入浴剤(死海の塩入り)を
自宅の風呂ガマにぶち込・・・
もうとして、できなかった私である。
真空パックとか密閉とか、日本的優しさとは無縁の、米国産入浴剤、
たっぷりと空気中の湿気を吸って、凝り固まった死海の塩の根性は
半端なかった。
手近にあった歯ブラシの柄でガシガシやったが、埒が明かず、
最終的に私が持ち出したのは、アイスピック だった。
ガスッゴスッ
嗚呼。なんてサスペンス。なんて火曜。
すべての塩を砕いて風呂ガマに無理矢理叩き込んだとき、私は
軽く息切れしていた。
・・・と、ともかく、これでやっとデトックス風呂に入れ・・・
なかった(ガクッ)。
アイスピックで砕いた塩の塊は、飽くまで塊だった。
湯に対して、溶け込むとか打ち解けるとか譲歩するとか、
そんな気持ちナッシング。あたかも
死の海の塩をなめんなよ!
という挑戦を受けているかのようだった。
そんな、死の海の塩の塊入り風呂の入り心地は、例えるなら、
岩場 だった。
岩場にノーパンで腰掛けているような感触だった。
実際、ノーパンだった。
・・・いいだろう。死の海から来た塩よ。おまえの挑戦、
受けて立とう!
死の海の塩の塊入りの湯につかりながら、私は、ひとつひとつ、
塊を握り締め、握りつぶした。
30分ぐらい、握りつぶし続けた。
30分後には、汗だくになっていた。
しかし、それがデトックスの効果なのか、
労働の結果なのか、
知る由もない。
確かに、湯は茶色くなった。
体脂肪は減った。
体重も減った。
しかし
二度と買わねえ。
思うに、ここにも、米国人と日本人の精神構造の違いが表れている。
日本の商人は、商品を買っていただいている。
米国の商人は、商品を買わせてやっている。
死の海の塩も、日本人に加工されていたのなら、もっとマイルドな
人当たりのいいあいつに生まれ変わっていたのかもしれない。
<ワイズウェイズ ハーバル>デトックス バスクリスタル
米国産 1回分 2,940円。