金色の赤い靴

このブログではあまり話題にしてこなかったが、その間も黙々黙々
『金色のコルダ２』をプレイし続けていたわけで、コンプリートも間近と
思われる。

そこで、一足早いコンプリート記念に、印象に残ったゲーム中の
イベントを私流にアレンジして、ミニ小説にしてみた。タイトルは

『赤い靴』

登場人物・・・日野香穂子（ヒロイン）　柚木梓馬（参照）

クリスマスコンサートを間近に控えた、肌寒い日だった。
何の気なしに屋上に行くと、そこに、柚木が一人、佇んでいた。
何やら物思う風で、柚木は香穂子を振り返ると、憂いのある笑みを
浮かべた。
「やあ、日野。おまえは『赤い靴』を知ってるか？そう、有名な童謡さ」
そう言って、彼は、馴染みのある例の旋律を口ずさんだ。

「♪赤い靴ー♪
♪はーいてたら脱げたー♪」

やんごとない家に生まれ育ち、英才教育を受けた彼の、最もリスペクト
する音楽家は、

ドリフターズ

であった。

【完】

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ゲームと比べると、タイトルしか合っていないことを、ここにお断りして
おく。

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