好きなゲームは①アクション②パズル③恋愛シミュレーション。このブログでは③が大事。
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先日、実に久しぶりで高校時代の友達と会ってお茶を飲んだ。
お互いの未熟な時代を知っているので、積もる話がありまくる。
そしてお互いに性格に問題があるので、エピソードに事欠かない。
しかも、ここで大事なのは、性格に問題があるのは、何も私たちだけではなく、学校全体が何となくそんな人たちの集まりだったということだ。性格が悪いというわけではないのだが・・・
ケース1 : A子さん事件
私と彼女は、ともに、とある文化系の部活をしていた。
私はともかく、自由奔放な彼女は、そのときの気分次第で部活を休んじゃうような部員だったのだが、
部活とか、必ず一人はいるじゃないですか。
部活に命を懸けていて、厳しく自分も他人も律してしまうタイプの人が。
まさしくそのタイプの、G子。
そして、何となくその賛同者であるA子さん(本事件の主役!)。
A子さんは、彼女がサボりそうな気配を敏感に察して、その行く手を阻んだ。
「どこ行くの、これから部活なんだけど」
「うん、あー、今日は行かない」(←このあたりが、彼女も・・・笑)
「理由を教えてくれる?日誌に書かないといけないから」
「そんなの書かなくっていいよ、白紙にしといて」
「そんなのダメよ、G子に怒られるわ」
(・・・・・・・イラッ) ←クククク・・・・
「理由を教えて、理由を」
「じゃあ、もう、サボりって書いといて!」(←やけくそ)
「って言ったのは、確かに私やけどさー、
まさか本当に書くとは思わんやろ!? フツー!」
ぶっははははは!
「書いたんや!サボりって。A子さんが」
「あの後、日誌を見たG子が鬼のように怒り狂ってさー。メチャクチャ怒られたよー」
ぎゃははははは!
やっぱ普通じゃねぇー。どいつもこいつも。
しかし、そこで、彼女は、フッと、気だるい溜息を吐いた。
「でもさー。私も私だったよねー。適当な口実つけときゃよかったのにさ。よりによって『サボり』って言うことないよね。
それかさ、今だったら、そこまで言われたら、部活に出といて丸くおさめてたかもしれんわ」
丸くおさめる。
そう。
それが、当時欠けていた能力。
たとえ、自分の言い分に理があったとしても、物には言い方というものがあるのだ。
・・・と、いうことに、聡明な彼女は、幾年月を経て、自分で気づいたのであった。
「ホントに、昔の自分には、言いたいことが山ほどあるよ」
A子さんとは徹底的に反りが合わず、大嫌いであることを公言して憚らなかった彼女は、しんみりと言った。
「今なら、A子さんに会っても、微笑んでこんにちはが言えるわ」
おまえは『悲しみよこんにちは』(斉藤由貴)か。
・・・で、長々と思いっきり日常について語っておいて、何故カテゴリーが「金色のコルダ」なのかというと、
ここからが本文なのだが
要するに
得意技は木で鼻をくくることである、ミスター・スピードワゴンの月森蓮も
年取ったら、いつか理解するのかね。
下駄箱の自分の靴に、泥を塗りたくられた理由を。
と、いうことを、言いたかったからである。
本文短!
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お互いの未熟な時代を知っているので、積もる話がありまくる。
そしてお互いに性格に問題があるので、エピソードに事欠かない。
しかも、ここで大事なのは、性格に問題があるのは、何も私たちだけではなく、学校全体が何となくそんな人たちの集まりだったということだ。性格が悪いというわけではないのだが・・・
ケース1 : A子さん事件
私と彼女は、ともに、とある文化系の部活をしていた。
私はともかく、自由奔放な彼女は、そのときの気分次第で部活を休んじゃうような部員だったのだが、
部活とか、必ず一人はいるじゃないですか。
部活に命を懸けていて、厳しく自分も他人も律してしまうタイプの人が。
まさしくそのタイプの、G子。
そして、何となくその賛同者であるA子さん(本事件の主役!)。
A子さんは、彼女がサボりそうな気配を敏感に察して、その行く手を阻んだ。
「どこ行くの、これから部活なんだけど」
「うん、あー、今日は行かない」(←このあたりが、彼女も・・・笑)
「理由を教えてくれる?日誌に書かないといけないから」
「そんなの書かなくっていいよ、白紙にしといて」
「そんなのダメよ、G子に怒られるわ」
(・・・・・・・イラッ) ←クククク・・・・
「理由を教えて、理由を」
「じゃあ、もう、サボりって書いといて!」(←やけくそ)
「って言ったのは、確かに私やけどさー、
まさか本当に書くとは思わんやろ!? フツー!」
ぶっははははは!
「書いたんや!サボりって。A子さんが」
「あの後、日誌を見たG子が鬼のように怒り狂ってさー。メチャクチャ怒られたよー」
ぎゃははははは!
やっぱ普通じゃねぇー。どいつもこいつも。
しかし、そこで、彼女は、フッと、気だるい溜息を吐いた。
「でもさー。私も私だったよねー。適当な口実つけときゃよかったのにさ。よりによって『サボり』って言うことないよね。
それかさ、今だったら、そこまで言われたら、部活に出といて丸くおさめてたかもしれんわ」
丸くおさめる。
そう。
それが、当時欠けていた能力。
たとえ、自分の言い分に理があったとしても、物には言い方というものがあるのだ。
・・・と、いうことに、聡明な彼女は、幾年月を経て、自分で気づいたのであった。
「ホントに、昔の自分には、言いたいことが山ほどあるよ」
A子さんとは徹底的に反りが合わず、大嫌いであることを公言して憚らなかった彼女は、しんみりと言った。
「今なら、A子さんに会っても、微笑んでこんにちはが言えるわ」
おまえは『悲しみよこんにちは』(斉藤由貴)か。
・・・で、長々と思いっきり日常について語っておいて、何故カテゴリーが「金色のコルダ」なのかというと、
ここからが本文なのだが
要するに
得意技は木で鼻をくくることである、ミスター・スピードワゴンの月森蓮も
年取ったら、いつか理解するのかね。
下駄箱の自分の靴に、泥を塗りたくられた理由を。
と、いうことを、言いたかったからである。
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