知らぬは家政婦ばかりなり

恋愛家政婦アドベンチャー『フルハウスキス２』。

『２』というぐらいだから、当然『１』がある。

どうやら登場人物にはそれぞれトラウマがあり、『１』でそれを乗り越えて
きたらしい。
なので、いきなり『２』から始めると、（大した支障ではないが）たまに
プレイヤーが置いてけぼりになることがある。

例えば、松川依織。



身長１８２ｃｍ。
歌舞伎の御曹司で、女形として活躍していたが、理由あって今は
斯界を離れている。

この松川の場合だと、その理由が、恐らくトラウマに当たるのだろう。

たぶん、

身長が伸びすぎて女形として通用しなくなった

からだろうが。

それで、『１』で悦ちゃんに諭されたのだろう。

「貴様に、入門審査で身長が足らず、頭にシリコン
入れなければならなかった舞の海の気持ちが
分かるか！この甘ちゃんが！！」

と。

そして、

「俺はむしろ舞の海が羨ましいぜ！
身長足りなきゃ頭にシリコン入れればいいが、身長ありすぎる場合は
どうすればいいんだＹＯ！」

と、言い返したのだろう。

その後さらに、

「馬鹿め！あれは痛いらしいぞ！！
てゆーか、星飛雄馬を見習え！
あいつは、左腕を故障した後、右腕投手としてよみがえった！！
要は発想の転換なんだ！女形がダメなら、立役があるじゃねーか！！」

と、反論されたのだろう。

そして、とうとう、

「ハッ・・・・・！！俺は今まで何て頭が固かったんだろう・・・！！！」

と、改心したのだろう。

・・・・・うん、完璧。

やっぱり、『１』をプレイする必要はないな。

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