ギャラリーはヤツら

何度も言うが、『遙かなる時空の中で』では、源頼久がダントツで好き。
オスカーも、『アンジェリーク』の登場人物の中では、かなり好きな方だ。

けれども、ゲーム中、どんなに彼らが面白イイことを言ってくれたとしても、どうも面白に気を取られがちで、イイの方に感情移入することができない。

だってゲームだもん。

という、至極単純な理由の他に、抜き差しならない現実的な問題がもう一つ。

彼らに、花のようなあなたの笑顔が何たらかんたらと言われている最中の、自分の姿を客観的に見つめると、急激に脳内冷却装置が作動するのである。

花のような？誰が？？
もしかして、

ザンバラ頭にジャージ姿の、朝から顔も洗わずにゲームに没頭しているオイラのことかい？

かといって、外出する予定もないのに、化粧するのもな。
おまえは武田久美子か。

おしゃれは自分との闘いである、それは認める。
しかし、いくら何でも、それは自分と闘いすぎであろう。

そこでだ。

もし、ゲームの中の頼久やオスカーに、こちらの姿が見えるような仕様にできたら、どうだろう。

ゲーム機に取り込まれたプレイヤーの画像に、何らかの情報処理を施して、彼らに判断をさせる。それで、セリフも変わってくる。

お嬢ちゃん、チェックのスカートがよく似合っているぜ・・・

などとオスカーが言い出すのだとすれば、たとえゲームといえども、気が抜けなくなるのではないか。

・・・あっ。
オスカーにこちらの姿が見えるとしたら、もう、「お嬢ちゃん」とは言ってこなくなるかもしれねぇな（笑）。

・・・・・・・・・・・・・・・・しかし、

よく考えると、

おしゃれの理由が、ゲームのキャラクターのため、というのは、

自分との闘い以上にキツイものがあるかもしれない（笑）。

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