縦の物を横にする

さっきまで、テレビでＩＫＫＯを見ていた。
ＩＫＫＯといえば、あの独特の髪型である。あれが、顔を小さく見せるための工夫の賜物であることは、言うまでもない。具体的には、

えらの張っているのが、顔が大きく見える原因なので、それを完全に隠す

そうなのだが、

私に言わせると、その前提自体が間違っている。

顔が大きく見えているわけではない。

実際問題、顔がデカいのだ。

日本語ムズカシイ。神秘的ですらあると言える。

例えば他にも、

大きさに大きいと小さいがあるように、

長さには長いと短いがあり、
太さには太いと細いがある。

さらに、その組み合わせで、細長いという言葉がある。

これも不思議だ。

理論的には、４通りの組み合わせがあるはずだが、他の言葉を聞かない。

細短い

とか。

なぜ、こんなことを考えるかというと、

ふと、至近距離で自分の脚を見やり、その太短さに驚愕したからだが。

ぬー。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひらめいた！

まず、日本人は、物事を、細長いかそうでないかに二分して考えている。
太くて長いものや、細くて短いものは、太長いや細短いではなく、「細長くないもの」、つまり、普通なのだ。
また、太くて長いものと、細くて短いものは、縦横比は等しく相似、つまり、同じ形なので、あえてそれを区別する言葉は必要でないとも言える。

そして次に、太短い、これは、縦横を逆にすると、実は、細長いとも言えるのだ。すなわち、太短いと細長いは、合同。
今まで太短いとばかり思っていた私の脚は、実は、細長かったのである！

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やかましいわー！！

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