アンジェリークの面白イイ話

前回の話の続きになるが

思うに

『アンジェリーク』のプレイヤーは、たいてい、リアルなときめき！などは求めていないのではないか。
少なくとも、当初は求めていなかったのではないか。

いかに笑わせてくれるか。
もっと。もっと！笑いを！！

といって、登場人物は、特に殊更ギャグを放つわけではない。
彼らは飽くまでマジであり、真顔なのである。
心優しき天使よ・・・

その様は、同じコメディでも、お笑い芸人ではなく、チャップリンのそれに通じる。おお、何というエスプリ（笑）。

そんなアンジェリーカーの要求に、最もよく応えたのが、炎の守護聖オスカー



であった。
彼が一番人気であったのは、男前なルックスだけでなく、その面白イイ性格によるところも大きい、と、思われるのである。

端的には、

「自分の外見にも内面にも欠点を感じない自信家。宇宙一かっこいいとすら思っています」
（『アンジェリークSpecial２メモリアルブック』より）

宇宙一かっこいいとすら思っています。

宇宙一・・・

お・・・

面白イイー！！

宇宙一○○というフレーズに触れたのは、小学校のとき以来かもしれない。

しかし、自分が宇宙一だと思っているということは、

・・・・・・・・・・・

オスカーは体育会系なので、強いオスには絶対服従である。
『マナケミア』では自分が最強なのでボスを任じているが、『アンジェリーク』では、

強いオス。



光の守護聖ジュリアス様。

もしも

万一

ジュリアス様が

「この私は、宇宙一かっこいいとは思わないか、オスカー？」

などと、言い出したら。

そうすれば、オスカーは、何と答えるのか。

それはもちろん

「その通りでございます、ジュリアス様」

と、答えるのだろう。

心の中で、本当の宇宙一は自分だと思いながら。

面白イイわ、オスカー・・・！

・・・と、我輩、だいたい、『アンジェリーク』では、こんなことを妄想して遊んでいます。

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