鉛筆の甘い罠

本当にね。

『ラブコレ！』の男たちの顎のとがり具合、顔の反り返り具合を見るにつけ、

こいつら鉛筆、つーか、子供の頃に使ってたクーピーペンシルなんか、まだこれより丸かったよなーなんて、感慨深く思ったりして、

こんな人に間違って抱きしめられようものなら、脳天に顎突き刺さるんじゃないかとか、

恋愛より他のことに気を取られちゃって、どうにも集中できなくて困るワケだ。

困らねーけど。

ただ、はじまりは神経衰弱とはいえ、

しばらくやっていると、無料ゲームでありながら、かなり遊べる代物であることに気づく。

イベント絵は、別人が描いたと思われるほどがらりと感じが変わり、美麗と言ってよいし、

何より、ゲーム性が高い。

携帯ゲームとか無料のオンラインゲームとか、乙女ゲーといえば、選択肢の上を選んでも下を選んでも屁をこいてもハッピーエンドしかないような仕様だと高をくくると、このゲームでは泣きを見る。

ほほぅ、これは、と思い、検索すると、なるほど、元PC向けの乙女ゲーであるらしい、

18禁の。

・・・・・・で、

もともと商業ベースに乗っていたゲームを無料のオンラインゲームで提供する意図はといえば、それはもちろん、本家ゲームの宣伝のためであって、

案の定、多くの乙女が無料のオンラインゲームでこの鉛筆たちのことを知り、

誰でも見られるオンラインゲームでは逆に見られないアレ

のために、金を払う羽目に陥っている模様なのである。

この『ラブコレ！』、

無料の足かせで、有料のソフトを遊ぶようなスピードで攻略することはできないものの、根気さえあれば、問題なく遊べる、アレ以外に関しては、

となると、いよいよ、18禁乙女ゲーの有料部分は、

18禁

に尽きるのだなあ、と、しみじみ思ったり。

ま

幸いにも、私は鉛筆のHには興味を持てないので、

鉛筆の甘い罠には、はまらない。

そもそも、鉛筆はHB に限るのである。

てことで、

やっぱり、

おのおのがた、ご注意召されよ。

としか、言いようがない。

あんなのとHしたら、何かイカンところに芯、違った、顎が突き刺さるぞ。笑。