脳みそにダビング

１０年の歳月を経て『ファイナルファンタジーⅦ』をプレイし始めたのは、『アドベントチルドレン』を見ていて、本編の内容を随分忘れていることに気づいたからである。いきなり「ライフストリーム」がどうの、と１０年ぶりで言われても、そらワケが分からない。何だそれは食えるのか。黒毛和牛とどっちが美味いのか。

と、いうわけで、『FFⅦ』リプレイ中。しかし、前にも書いたことがあるが、私は大変な方向音痴で、それはRPGのダンジョンをさまよっているときも例外ではない。１０年前にクリアしたダンジョンで、今また同じように、まったくの新鮮な気持ちで道に迷っている。

そして、ネタばれな展開に、「え゛－！！」と、フツーに驚いている。ホントにバカだなおまえは。

しかし、ゲームをプレイする分には構わない。ゲームソフトは、私のものだから。

問題はDVDの『アドベントチルドレン』の方で、こちらは他人様から借りたものなので早めに返さなければならない。

そこで、後で何度も見返すためにパソコンに取り込もうとしたのだが、失敗した。恐らく何らかのガードがかかっているものと思われる。世知辛い世の中だな。

機械でダビングできないとなると、もう、残る手段は 脳みそにダビングする しかない。だが、

前半に書いたことと著しく矛盾した展開に、誰より何より、私の脳みそが驚いている。

え゛－！それムリだろ！オレの容量１００バイトぐらいだし！

という声が、頭蓋骨の中で反響しまくっている。

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