兵どもの夢の跡に悪夢王女

Ａｍａｚｏｎのおすすめ商品リスト、楽しすぎた・・・

むしろ、商品そのものより楽しかった、と言ってよい。

例えば、『プリンセス　ナイトメア』とか、

単純なラブコメではなく、波乱万丈の恋と戦い・冒険の末に、幸せを選んだり、果てには悪の女王サマに・・・なんてこともできます。 

という触れ込みだったのだが、コンプリートした今も、悪の女王サマになった覚えが、さっぱりない。
一斉掃射されて死んだ覚えは、すごくある。

ところで、今更だが、

本作の主人公は、御年１１４歳の美少女バンパイア。
人間でいうと、１４歳だそうだ。

そのヒロインの義理の兄が５１６歳で、人間でいうと１６歳。

急にデーモン小暮のことが思い出された。

彼は今、１０万何歳なのだろう。

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愛情一本

昨日扱った『羊でおやすみシリーズ』、

尊敬する三十路美女もおっしゃる通り、某サイトで簡単にさわりを聴くことができる。

このシリーズ、声優・サブタイトル・コンセプトを替えながら続々発売、今日も元気に羊を４００匹ずつ数え続けている。
例えば、

Ｖｏｌ．８　『へぇ～眠りたいんだ？』　声：月森・加地

テーマはツンデレ。
『金色のコルダ』の天真爛漫な加地が、ツンとしてデレッとしている。
問題は、月森。
何だかツンツンしている。いつまでも起きてる、というだけの理由で。
どうやったら、あれをデレさせられるのか。
いつまでも起きてる、と思ったら、実は目を開けたまま死んでた、とかか。

Ｖｏｌ．３　『ずっとそばにいるよ』　声：土浦

テーマはお兄様。

あぁ・・・土浦節だー・・・

でも

こんなエッチなお兄様はイヤだぁぁーー！

Ｖｏｌ．５　『いっしょに寝てもいい？』　声：志水・柚木

テーマは甘えん坊。

志水はともかく、柚木の声が『金色のコルダ』より若くて無邪気な感じ。
だが、所詮柚木なので、油断は禁物である。
うっかり目の前で眠ったりしたら、その間にカバンにウンコとか入れられる、絶対。
ゲーム本編でも、ヴァイオリンのケースを開けたら中にウンコ入ってた、というイベントがあった。
違った、ヴァイオリンのケースを開けたら、中に画びょうが入ってた、というイベントだった。
画びょうも入ってなかったですか、そうですか。

Ｖｏｌ．１５　『放課後はきみのそばで』　声：火原

テーマは同級生。
まだ発売されていないので、どんなのか知りません。

あと、『金色のコルダ』ではないが、羊なので執事は欠かせない。

Ｖｏｌ．７　『おやすみなさいませ　お嬢様』　声：葉月・姫条

テーマは執事。

執事なので、てっきり、「羊が１匹参ります。羊が２匹でございます・・・」とか数えるのかと思ったが、違った。普通に「羊が１匹、羊が２匹」だった。でも、１度だけ、「執事が３０１匹」って数えてた。

総括すると、

「このＣＤで眠れましたー！」といったユーザーの評価もあるのだが、
これ１枚、通して聴くと４０分程度。
そら４０分あれば、普通に寝られるだろう。
と、思わないでもない。

そして、この『羊でおやすみシリーズ』のヒットに気をよくしたのだろう。
このようなＣＤも発売されている。

『シカリンＡ』と『プンケルＤ』

　　

ダメな自分にドカンと一発叱咤激励。

『ハートエイド』



落ち込んだ心に、慰めの言葉を。

どうやら

要するに

現代の乙女は、どなたもお疲れ気味。

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執事の羊でおやすみ

『羊でおやすみシリーズ』

というCDをご存じだろうか。

有名声優が、羊を４００匹まで数える。

それだけ。

パッケージがどれもモノクロの羊のイラストで、皆大変かわいらしいが、個人的には、これが好きだ。



羊だけに、執事。

ちなみに、声の人は、乙女ゲーマーに言わせると、『ときめきメモリアル Girl's Side』の葉月と姫条である。
葉月と姫条が、執事口調で、羊が１匹から４００匹まで。
好きな人は、これで悶死できるかもしれない。
ある意味、これも、乙女ゲーの海を泳ぎ切れ番外編。

ついでに言うと、『金色のコルダ』で揃えることもできる。

月森と加地でツンデレの４００匹。
土浦でお兄様な２００匹。
志水と柚木で甘えん坊の４００匹。
火原で同級生の２００匹。

Amazonのおすすめリスト、マジ激おもろ。
そして、ユーザーの評価を読んでいると、みんな結構まじめにこのCDで眠ろうとしていて、すごい。何て男らしいんだ。

子供の頃、布団の中で羊を数えたことがあるが、却って目が冴える。
数を数えるなどという論理的な情報処理をすると、頭が覚醒してしまうのだと思うが、かといって、羊って他人に数えてもらうものだろうか。

しかし、眠れようと眠れなかろうと、

１枚１５００円（税抜）。

みんな、何でそんなに金持ちなんだ・・・
でも、土浦で２００匹か・・・

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乙女ゲーの海を泳ぎ切れ・番外編２

前回まで、乙女ゲーの中でも、一応コンシューマ向けとされているものに絞って挙げたわけだが、やはり乙女ゲーといえば、PCソフトを抜きにして語ることはできないと思うのだ。

密室で秘密裏にプレイされるPCゲームでこそ、乙女の欲望がむき出しにされる。

ぶっちゃけ

エロゲ。

しばらく見ないうちにこれが、すごいことになっている。

執事とかお兄様とか人間以外のもの（犬や牛馬ではないことを、念のために断っておく）とか、それはもう、

百花繚乱。秘密の花園。

でもやっぱり、一つだけ紹介するなら、これかなと思う。

『星の王女~宇宙意識に目覚めた義経~』



源義経が、何の義理があって宇宙意識に目覚めなければならないのかは、謎。

１８禁乙女ゲーの草分けとなった美蕾の、最初のシリーズ作品である。
私も『星の王女２』はやった、ヒロインの名前「呂布（姓）　奉先（名）」で。

その『２』と、何のつながりもないが、同じシリーズ。
ヒロインを無理矢理宇宙意識に目覚めさせることによって、無理矢理つながりを作ったものと思われる。
（２回も無理矢理って言った！）

見ての通り、源義経が実は女だった、という設定で、弁慶とか伊勢三郎とか佐藤兄弟とかと、あんなことをしたりこんなことをしたりするようになる、という物語である。
発想としては、新しくない。
『幕末純情伝』では、沖田総司がBカップだった。

しかし、だからこそのスタンダード。

そこにはお兄様も執事も人間以外のものもいる。
歴史好きにもおすすめ。
１８禁乙女ゲーに興味のある方は、ここらあたりからどうぞ。

しかし

今更だが

１８禁乙女ゲー・・・この矛盾に満ち満ちた響き。

乙女といえば、『聖闘士星矢』ではバルゴだ、処女宮だ。神に一番近いんだ。

・・・が、１８禁？

そして

主人公が、数多の美少女とあんなことやこんなことをするゲームが

漢ゲー

と呼ばれるのは、聞いたことがない。

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乙女ゲーの海を泳ぎ切れ・番外編

前回、乙女ゲーの海を泳ぎきろうとして、あえなく溺死したわけだが、

これを紹介せずに死ぬのは、あまりにもったいない。
その名は、

『咎狗の血 True Blood』



最終戦争後の荒廃した犯罪社会で、主人公が生き残るために戦う、という、『北斗の拳』や『バイオレンスジャック』のような恋愛アドベンチャーゲームである。

乙女ゲーらしからぬハードボイルド、見よ、左下に燦然と輝く、赤い三角マーク。このゲームには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています。

ついでに、美しい男と美しい男が、あんなことやこんなことをするシーンが含まれています。

もともとはパソコン向けのBL１８禁ゲームだったものが、最近になってPS２に移植されたものである。

正直、ボーイズラブにはあまり興味が持てない。

しかし、この『咎狗の血』に対するユーザーの熱狂は、格別のものがある。

咎狗の前にBLなし。咎狗の後にBLなし。

とまで言われているとなれば。

・・・・・・・・・・・

そんな福沢諭吉みたいなことは言われていなかったかもしれない。
天は咎狗の上にBLを作らず、咎狗の下にBLを作らず。

やるなら、やはりPC版のオリジナルであろう。
１８禁を全年齢向けに作り変えたPS２版は、どうしても本来の味が損なわれてしまっているらしい。

ただ

問題が。

本当にハンパないらしい。
猟奇が。

告白するが、先日レビューした、『プリンセス　ナイトメア』



このゲームですでに、鳥肌。

なのに、できるワケがない。

このPC版パッケージを見よ。



・・・こ

わっ！！！

明らかに、人間以外のものに変身している途中である。

む・・・無理・・・・・・・

やってる途中で泣くかもしれない。吐くかもしれない。漏らすかもしれない。毛穴から変な汁が出るかもしれない。

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