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昨日、２年ぶりでショートカットにした私は、
『ローマの休日』 のオードリー・ヘップバーンを髣髴とさせる。
…………………………
すみません、嘘つきました。
本当は、『超人ロック』 を髣髴とさせる。
ロングのときは、重力を味方につけていた私だが、ショートになった今、
起きぬけの髪の爆発具合が、半端でない。
その逆立ち方は、もはやファンタジー。
おまえは超能力者かと。
目からビームでも出すのかと。
そんなファンタジーないでたちで、『クイズミリオネア』 を
お茶の間で観戦するという、極めて日常的なことをしていたのだが、
今日は、菅井きんがトップバッターで出ていた。
「婿どの！」 の菅井きんである。
アナウンサーが、やたら、「きんさん」 と連発するのが、気になった。
きんさんきんさん言われると、どちらかというと
桜吹雪の入れ墨の遊び人の方を連想してしまう。
今にもきんさんが片肌脱いで、啖呵を切りそうな気がしてしまう。
「おやおや、どうしても答えを言わないつもりかい、みのの親分さんよ。
じゃあ、仕方あるめぇ。こいつを拝んでもらおうかい。ガバ！！
やいやいやい、まさかこの桜吹雪を見忘れたとは、言わせねえぜ」
「！！！ おめぇは、必殺仕事人んちの……！！！」
「おめぇの悪事は、この桜吹雪がお見通しよ！」
「ひ、ひぃぃぃ～～！！ お許しくだせぇ、
プロデューサーに脅されて、つい…！！ 答えはCでございます！」
「これにて、ぁ、一件落着～～～」
こうして、遠山の必殺仕事人の義母は、１０００万円をぶら下げて
颯爽と去っていくのだった………
完
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美容院に行って、久しぶりに髪を短くした。
つーか、美容院に行くこと自体が久しぶり。
ME・N・DO・KU・SA・I
今日も、カットとパーマで３時間強。ヒャ～～。
美容師と話をしていたら、占いの話題になった。
細木数子の六星占術とか。
「何星人ですか？」と、聞かれたので、
「地球人です」
と、答えておいた。
うん、間違ってはいない。
休みの日にだいたい何をしているかというと、
ゲーム以外では、テニスか買い物、あるいは昼寝である。
あと、ごく稀に、このように美容院に行ったりとか。
先日、久しぶりでユニクロに行った。
ユニクロは、安くていいなあ。
カットソーとかキャミソールとか、３枚買っても２０００円台。
わ～～私ってば、ユニクロ小僧～～
と、思って、ふと気がついてみれば、
そのとき着ていた服も、上下ユニクロだった。
………………。
「我こそは、日輪の申し子！」
とか、言っている。
上等じゃねえか。かかってきな！
そっちが日輪の申し子なら、こっちは ユニクロの申し子 だッ！！
ちなみに、今着ている服も、上下ユニクロである。
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今日の実話。
会社の事務所に内線電話がかかってきた。
人事の田中さんが電話を取った。
用件を聞いて、会計の田中さんに電話を回した。
「田中さん、庶務の田中課長から電話です」
横で聞いていて、噴いた。
事務所の人間、たかだか２０人かそこら、
何でその中に、田中が３人もいるんだよ。
『ゲド戦記』のように、本名を知られたら人生の終わり、とまでは
名前にアイデンティティを持つ必要はないと思うが（笑）。
…名前といえば、ある人、または物の名前が、とっさに出てこない、
ということは、よくあると思う。
ある時、私は、アレが思い出せなくなった。
「あれぇ？ 佐藤浩市のお父さんって、何て名前やったっけ？」
一緒にいた同級生が、勝ち誇ってニヤリと笑った。
「ヒント。俳優。国際派。頭文字はみ」
「み…み…みふねとしろう！！」
「惜しい！」
答えは三国連太郎でした。
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ときめきメモリアル。
TVゲーム史上に燦然と名を轟かす、名シリーズ。
３年間、勉強やスポーツやクラブ活動に励むと、
卒業式の日、意中の人と、伝説の樹の下や伝説の教会や
伝説のラーメン屋で、永遠の愛を誓うことができる。
何という感動的なストーリーだろう。
が。
あえて苦言を呈すると。
期末テストは学年トップ、
テニス部ではインターハイで全国を制し、
日曜日には思い出のデートを重ねた。
道行く同級生は、私の顔を見ると、頬を赤らめる。
それならば。
卒業式の日、例えば伝説の坂で皆、
行列を作って私を待っていてもいいんじゃね？
「付き合ってください！」
「第一印象から決めてました！！」
など、皆、思い思いの告白をしながら、
握手を求めてきてもいいんじゃね？
しかし、いかんせん現実は厳しい。
伝説の灯台で待っているのは、いつもたった一人の人だ。
何とかならんものか。
要するに、全員分のエンディングを見るために、何回も同じゲームを
プレイするのがかったりぃ、という話だ。
そこで、だが、
『ネクストキング～恋の千年王国』 という、PS用の変なゲームがある。
タイトル通り、ある王国の次代の王を決めるために
４人の王子が競い合うのだが、
最終的に何が決め手かというと、１２人の美女による
選挙の得票数である。
投票といっても、紙に書くわけではなく、完全なる、ねるとん方式。
（この表現、若者に通じるのか、甚だ疑問である）
王子にしてみれば、１２人全員とウマいことやっていれば（笑）、
１２人全員が自分の前で行列待ちをしてくれるわけだ。
しかし、この１２人の女たち、揃いも揃ってワケありのクセモノで…
と、このような物語が、すごろくで展開される。
恋も王位も運任せ。
面白かった、というか、すごく不思議なゲームで、
とっくの昔に手元にないのだが、未だにたまに、
またちょっとやってみたいな、あれ…
と、思ってしまう。
印象的ではあったな。
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学生の頃の話である。
…いい加減昔の話であるな（笑）。
何かのレクリエーションで、負けた人が罰ゲームで
歌を歌わなくてはならなくなった。
負けた人は、考え込んだ後、おもむろに歌いだした。
赤ちゃん夜泣きで困ったな
カン虫乳吐き困ったな
ヒヤヒヤヒヤのヒヤキオウガン
その場の全員で爆笑した。
このように、歌は時として多大な力を持っている。
『ファンタスティックフォーチュン』 という
女子向け恋愛シミュレーションゲームがある。
内容自体は、別にどうということのないゲームなのだが、
特筆すべきは、そのエンディングテーマである。
レーソーファ（♯）ソラーソラシドシラソ
音感のある方は、歌ってみてほしい。
何か感じないだろうか。
