忍者ブログ
好きなゲームは①アクション②パズル③恋愛シミュレーション。このブログでは③が大事。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


『アンジェリク』という小説をご存じの方は、特に女性であれば、多いかもしれない。

ゴロン夫妻作の冒険小説。
金髪緑眼、絶世の美貌の炎の女アンジェリクが、17世紀のフランスから北アフリカ、カナダにまで及び、男を凌ぐ超活躍を見せるのだが、

何しろ、このアンジェリク、めちゃくちゃ男にもてる。

私の持つ講談社文庫版にして全26巻の大作なので、登場人物の数も膨大なのだが、その中の主要な男はほぼ全員、彼女に惚れる。

でもまあ、アンジェリクがどれだけもてても、納得はできる。

また、今まで何度となく言及してきた『キャンディキャンディ』、

この主人公のキャンディも、男にもてることにかけては、人後に落ちない。
主要な男の登場人物はほぼすべて、彼女に惚れる。
(奇しくも、彼女も金髪緑眼であるな。)

しかしこれも、納得できる。

両者ともカリスマ(笑)があるし、その活躍や人間関係がじっくりと描かれているからだ。

が、

『遙かなる時空の中で』、

これがコミカライズされた作品の中で、ヒロインがすべての男の登場人物に惚れられていくのを見ていると、

正直ちょっと・・・ホラーっぽい

確かにゲーム中では、私も八股かけている(笑)、しかし、それは、限られた条件の下、どこまで効率的に攻略することができるか、という、詰め将棋に似た発想である。

マンガという、一本筋の通ったドラマの中でそれをされると、

何だかなー突然なんだよなー

という違和感を拭い去れないのである。

そういうことは、余程きちんと描かないと。

ヒロインは確かにすごく可愛いが、別に取り柄のないごく普通の子だ。そら一目惚れということはままあるだろうが、8人も男がいるとなると、この世に女は彼女一人ではあるまいに、と、思うのである。

と、珍しく男の立場に立って物を考えてみたわけだが、

もしかしてアレかな?

自分より高貴な女をモノにすることによって、より興奮するという

『チャタレイ夫人の恋人』

の心理だ。

周りの男が次々入れ込んでいくのを目の当たりにすると、「え~そんなにいいのかあの女は?」という、連鎖反応的なものもあるかもしれないしな。

わははは。

人気blogランキングへ

拍手

PR

Comment
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
[573] [572] [571] [570] [569] [568] [567] [566] [565] [564] [563
«  Back :   HOME   : Next  »
プロフィール
HN:
亀吉姐さん
性別:
女性
自己紹介:
好きな騎手は安藤勝己。
好きな棋士は谷川浩司。

↓ランキング参加中
人気blogランキング
カウンター
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログ内検索
最新CM
(11/04)
(08/11)
(10/18)
(08/19)
(01/12)
最新TB
メールフォーム
アクセス解析
フリーエリア
忍者ブログ [PR]