好きなゲームは①アクション②パズル③恋愛シミュレーション。このブログでは③が大事。
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以前、
テレビの放映を一度も見たこともなければ、
原作のマンガを1ページたりとも読んだこともないくせに、
『メイちゃんの執事』をレビューしていたことがあったが、
最近、再放送を(部分的に)見ることができた。
期待以上のインパクトで、非常に感銘を受けた。
なので、今さらながら、リアルにレビュー。
学費が月1億円(月謝だったのか!)、
東京都の1/3の敷地面積を有し、
主たる交通手段がヘリコプターである、
日本一の金持ち高校、聖ルチア女学園
に、入学することとなった、庶民出身の小娘の国盗物語。
まあ、この聖ルチア女学園の一番の特徴は、
1億円でもヘリでもなく、執事なワケだが。
1執事/お嬢様。
1しつじパーおじょうさま。
全寮制の各自室に、執事の部屋も完備し、お嬢様の寝食から下の世話に至るまで。
現代版春琴抄。
(若干言い過ぎたかもしれない。)
が、それはともあれ、
執事が水嶋ヒロはねぇだろ執事といったら花輪くんちのヒデジイだろ。
ビジュアル面を抜きにしても、そう言わざるをえない。
執事といったら、「執」「事」というぐらいで、
家内の諸事万端を執り行うのが仕事のはずで、
マンツーマンでお嬢様の面倒をみるのは、執事ではない、
ばあやだ。
つまり、『メイちゃんの執事』における執事は、男のばあやなのである。
とはいえ、もはやこのドラマでは、そういったことさえも、些事となる。
というか、ぶっちゃけ、他の設定も凄すぎるので、執事のことだけ気にしている余裕がない。
例えば、聖ルチア学園には、デュエルという習慣があって、当事者同士の決闘によって重要な決定を行うのだという。
デュエルで決められたことは、もはや、校長はおろか、日本財界のドン、内閣総理大臣ですらも覆せない。
たかが私立の女子高が、どんだけ権力持ってんだよ。
たぶん、月謝の1億円は、鼻薬に使われている。
「私は、執事水嶋ヒロ、もとい、柴田理人を賭けて、あなたにデュエルを申し込みます!」
と、ヒロインの榮倉奈々ちゃん、颯爽と宣言するのはいいが、
実際に戦うのは執事。
闘鶏かよ。
執事同士が、鉄の檻に閉じ込められて、どちらかが死ぬか降参するまで真剣で戦う。
それを、学園中のお嬢様とその執事たちが見物する。
そこは、お嬢様のためのコロッセオ。
つーか、水嶋ヒロのどてっ腹に、矢が刺さってる!
矢ガモならぬ矢ヒツジ、違う、矢シツジである。
ギャー!誰か医者呼べ、医者ーー!!
と、思うのは、視聴者だけである。
しかも、さらに不思議なことに、ちょっと気を抜くと、
「信じる心が力になる・・・!!」
とか、
「あなたのおかげで、今の私があるの・・・!」
などと、いつの間にか、ちょっと感動的っぽいシーンっぽいもの(←?)になっているので、油断できない。
後には、なぜ今、こんなちょっとイイ場面になっているのか分からない、視聴者だけが取り残されているのである。
つまりは、
失笑なくしては見られないクソドラマである。
が、生憎、私はこのテが嫌いではない。
ここまでバカになりきってくれると、いっそ清々しいではないか。
ギャグが空回りしていた感のある『イケ・パラ』よりも、真剣にバカやってくれた分、おかしい。
と、いうわけで、
明日以降に、つづきましてよ。
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テレビの放映を一度も見たこともなければ、
原作のマンガを1ページたりとも読んだこともないくせに、
『メイちゃんの執事』をレビューしていたことがあったが、
最近、再放送を(部分的に)見ることができた。
期待以上のインパクトで、非常に感銘を受けた。
なので、今さらながら、リアルにレビュー。
学費が月1億円(月謝だったのか!)、
東京都の1/3の敷地面積を有し、
主たる交通手段がヘリコプターである、
日本一の金持ち高校、聖ルチア女学園
に、入学することとなった、庶民出身の小娘の国盗物語。
まあ、この聖ルチア女学園の一番の特徴は、
1億円でもヘリでもなく、執事なワケだが。
1執事/お嬢様。
1しつじパーおじょうさま。
全寮制の各自室に、執事の部屋も完備し、お嬢様の寝食から下の世話に至るまで。
現代版春琴抄。
(若干言い過ぎたかもしれない。)
が、それはともあれ、
執事が水嶋ヒロはねぇだろ執事といったら花輪くんちのヒデジイだろ。
ビジュアル面を抜きにしても、そう言わざるをえない。
執事といったら、「執」「事」というぐらいで、
家内の諸事万端を執り行うのが仕事のはずで、
マンツーマンでお嬢様の面倒をみるのは、執事ではない、
ばあやだ。
つまり、『メイちゃんの執事』における執事は、男のばあやなのである。
とはいえ、もはやこのドラマでは、そういったことさえも、些事となる。
というか、ぶっちゃけ、他の設定も凄すぎるので、執事のことだけ気にしている余裕がない。
例えば、聖ルチア学園には、デュエルという習慣があって、当事者同士の決闘によって重要な決定を行うのだという。
デュエルで決められたことは、もはや、校長はおろか、日本財界のドン、内閣総理大臣ですらも覆せない。
たかが私立の女子高が、どんだけ権力持ってんだよ。
たぶん、月謝の1億円は、鼻薬に使われている。
「私は、執事水嶋ヒロ、もとい、柴田理人を賭けて、あなたにデュエルを申し込みます!」
と、ヒロインの榮倉奈々ちゃん、颯爽と宣言するのはいいが、
実際に戦うのは執事。
闘鶏かよ。
執事同士が、鉄の檻に閉じ込められて、どちらかが死ぬか降参するまで真剣で戦う。
それを、学園中のお嬢様とその執事たちが見物する。
そこは、お嬢様のためのコロッセオ。
つーか、水嶋ヒロのどてっ腹に、矢が刺さってる!
矢ガモならぬ矢ヒツジ、違う、矢シツジである。
ギャー!誰か医者呼べ、医者ーー!!
と、思うのは、視聴者だけである。
しかも、さらに不思議なことに、ちょっと気を抜くと、
「信じる心が力になる・・・!!」
とか、
「あなたのおかげで、今の私があるの・・・!」
などと、いつの間にか、ちょっと感動的っぽいシーンっぽいもの(←?)になっているので、油断できない。
後には、なぜ今、こんなちょっとイイ場面になっているのか分からない、視聴者だけが取り残されているのである。
つまりは、
失笑なくしては見られないクソドラマである。
が、生憎、私はこのテが嫌いではない。
ここまでバカになりきってくれると、いっそ清々しいではないか。
ギャグが空回りしていた感のある『イケ・パラ』よりも、真剣にバカやってくれた分、おかしい。
と、いうわけで、
明日以降に、つづきましてよ。
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