ダーリンはオランダ人

火曜の９時は『絶対彼氏』と決めている。

以前ここでも触れた『花ざかりの君たちへ～イケメン・パラダイス』と同じ枠である。

少女マンガを原作に持つ、荒唐無稽なラブコメディである、という点で共通しているが、ドラマは『絶対彼氏』の方がコメディとして成功していると思う。突っ込みを入れながら、毎週楽しく見ている。

突っ込みどころはいろいろあるのだが、一番重大かつ根源的なのは、

恋人ロボット（速水もこみち）などというものに、１億円を支払ったヒロイン（相武紗季）の気が知れん

ということであろう。

見ていると、家政婦、ボディガード、辞書・計算機がわりと、意外と用途は広いものの、本業は恋人ということで、要するにアレだ、

高価なダッチワイフであるな

としか思えないわけだ。

一応男の形をしているので、ダッチダーリンもしくはダッチハズバンドか？

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そういえば、

なぜ、アノ人形のことを、ダッチ（オランダの）・ワイフ（妻）というのだろうか。

調べてみたところ、英語で「ダッチ（オランダの）」には、粗悪な、といった風の侮蔑的な意味が込められているそうだ。昔日の戦争の影響らしい。オランダの妻といえばアッチの方の役にしか立たん、ぐらいのニュアンスか。

今となっては大変オランダに失礼な話なので、英語ではDatch wifeよりsex dollが使われるらしい。

また一つ賢くなってしまった。

一向にテストの点数は伸びそうにないが。

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