遙かなる時空の中で ＯＲＯＣＨＩ

携帯ゲームのヤバい点は、自室でこっそりできるので、なかなかやめられないところだ。気がついたら夜が明けていた、ということも起こりがちである。
今、夜を徹してやっているのが、

『遙かなる時空の中で　夢浮橋』（ニンテンドーＤＳ）

である。

以前、こちらでも紹介したことがあるのだが（参照）、もう一度説明すると、コーエー発の乙女ゲー『遙かなる時空の中で』のシリーズ３作の主人公たちが入り乱れる、とってもＯＲＯＣＨＩな番外編。

プラットフォームがＤＳということもあり（攻略対象２４人ってすげーよ）、シリーズの認知度の割に、あまり期待されていなかったように思うのだが、

さすがコーエー、

つまらないゲームは作らない。

戦闘システムは、一番人気のある『３』を継承、戦略を考えながら円陣を組む作業は、必ずや楽しいはずである。

しかし、遺憾ながら、

戦闘に勝つこと自体は、屁をこくよりも簡単なので、せっかく戦略を考えても、あまり意味がない。二、三時間で飽きが来る。

恋愛イベントも同様。ほぼ同じ作業を２４人分繰り返すのが、正直、苦痛になってきた。

ただ、久しぶりで見たら、やっぱり源頼久はいい男だ、というか、コーエーのゲームのキャラクターデザインは、どれも本当に美しい。

源頼久。



私は、この男が大変好きなのだが、マゾっ気のある女子には少々物足りないかもしれない。
何故、あそこまで献身的になれるのか。
武士道という言葉だけでは片付けきれないような気がする。

例えば、心労で身を削ることによって、性的興奮を覚えるとか。

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