いったい誰が悪かったのだろう

受付で名前を書いてもらった。
しかし、未だかつて見たことがないほど読みづらい悪筆。
一体この人、何て名前なのさ？
えーと、えーと。

あっ分かった！

「高橋さんですね？」

「いいえ、齋藤です」

そのときほど言葉に詰まったことは、あまりない。

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小休止

冷蔵庫を開けると、白い半透明のタッパーが入っていて、
中身が透けて見えた。

「みかんの缶詰だ！」

食べようと思って、冷蔵庫から出し、ふたを開けた。

大根のキムチだった。

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失望していない、むしろ見直した

勢いにまかせて、願いの渚（戦場すなわちデートスポット）で
ニクスを膝枕しながら 「あなたには失望した！」と、言ってみた。

やはり何の問題もなかった。
ニクスは立派な人だと思った。

ただし、とても歪んだ意味で。

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スルメのようなあなた

書くことがないなどと言ったのはどの口だ。
時間がたつほど、繰り返しプレイするほどに、ニクスネタがあふれ出る。

スルメのような男だ。

持病持ちのニクスを膝枕するイベントで（セクハラのセクハラたる所以）
「優しく抱きしめる」「突き放す」という選択肢が出てくる。

状況的に、選択肢と言いながら、選択の余地など微塵もないように思われる。

しかし、ある時、勇気を出してニクスを突き飛ばしてみた。

「一体ニクスさんは、本当はどうしたいんですか！？」

一瞬前まで母のように寛大だったアンジェリークが、突如逆ギレ。
その支離滅裂さ加減に、操る私もニクスも、呆然とした。

だが、支離滅裂という意味では、ニクスも負けてはいなかった。

まだ呆然としている私より先に立ち直った、好感度が上がった！

膝の上から突き飛ばしたって、ニクスは落とせる、ということを発見。
さすがだ。さすがニクスだ。

得意技セクハラ。しかもＭ。

最後の問題、はらたいらに全部、さらに倍。

ぐらいの、堅固な何かを感じ取った。

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肉酢２

思い出した、思い出した。

ニクスのイベントは、いちいちセクハラ入っている。
特に、お茶のイベントなど、ニクスの立ち位置がまったく納得できない。
顔つきも、エッチなマンガに、こんな感じのエロ先生とかいそうだ。

……。

ニクスのファンの人、すみません。
私も、決してニクスが嫌いなわけではありません。
ただ、ニクスの一挙一動が、法に触れていそうでヒヤヒヤするだけです。

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